@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000977, author = {橋本, 美奈子 and 藤田, 郁代 and 内田, 信也}, issue = {2}, journal = {国際医療福祉大学学会誌, Journal of the International University of Health and Welfare}, month = {Aug}, note = {21863652, 目的:分配性注意の評価として用いる二重課題を,二重課題に含まれる二つの認知過程を単独で実施した際の成績と二重で同時に実施した際の成績の二つのパターンで評価することが可能な課題として作成し,SDMT,TMT-B, 記憶更新検査,PASAT との関連について分析した.前頭葉と大脳基底核の損傷者で違いが生じるか否かについても検討した. 方法:対象は脳病変患者8 名,健常者25 名.方法は質問応答課題とメンタルローテーション課題を作成し,各課題を別々に施行する単独課題と,二つの課題を同時に施行する二重課題として実施した. 結果:単独で実施時の成績は両課題とも健常群成績との差を認めず,二重で実施時の成績は8 名中3 名が健常群成績に比し成績が悪く,前頭葉皮質に損傷を認めた.それ以外の5 名中4 名は大脳基底核に損傷を認めた. 結論:既存の二重課題と本研究の二重課題は異なる結果を得た.分配性注意は前頭葉損傷により機能低下を生じる可能性があるが,大脳基底核損傷の影響は前頭葉損傷ほど受けない可能性があると示唆され,先行研究とは一部異なる結果を得た.}, pages = {16--25}, title = {単独課題としても実施可能な二重課題による分配性注意の評価}, volume = {24}, year = {2019}, yomi = {ハシモト, ミナコ and フジタ, イクヨ and ウチダ, シンヤ} }