@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000902, author = {渡邊, さつき}, issue = {2}, journal = {国際医療福祉大学学会誌, Journal of the International University of Health and Welfare}, month = {Sep}, note = {目的:妊婦自身と胎児の健康被害を最小限にするための大地震から身を守る備えの現状を明らかにし,備えの知識と行動の関連要因を検討した. 方法:同意の得られた妊娠16 週以降の妊婦へ自記式質問紙調査を実施し,99 名を分析した. 結果:妊婦の大地震から身を守る震災への備えに関する知識と行動20 項目をカテゴリカル主成分分析した結果,備えの進んでいる『常備等の日常的な備え』と,まだ備えられていない『避難行動を主とする大地震への備え』があった.『常備等の日常的な備え』の関連要因は,初産・経産別,仕事,家族構成であった.『避難行動を主とする大地震への備え』と属性とでは有意な回帰式が得られなかった. 考察:『常備等の日常的な備え』に関連する要因は,経産婦,常勤で仕事,核家族であった.備えることを妨げる経済的・時間的コストが大きくなく,有効性の認知がしやすいと考えられた.また,身を守るのに重要な『避難行動を主とする大地震への備え』は,まだ備えの整っていない部分であり,震災による健康被害を最小限にするには,妊婦が避難行動を主とする身を守る備えを学習する場が必要である.}, pages = {75--85}, title = {妊婦の大地震から身を守る備えに関連する要因の検討―南海トラフ巨大地震が予測される地域において―}, volume = {23}, year = {2018}, yomi = {ワタナベ, サツキ} }