@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000803, author = {逢坂, 範子}, issue = {1}, journal = {国際医療福祉大学学会誌, Journal of the International University of Health and Welfare}, month = {Feb}, note = {海外文献を中心にポジティブアプローチをコンセプトとしたAppreciative Inquiry(AI)研究の動向を概観するとともに,わが国における保健医療・看護分野のAI 適用の有効性について検討を行った.その結果,一般分野においてAI は2000 年以降急速に普及しているが,保健医療・看護分野では2007 年以降であった.研究テーマは対象ごとの個別性が高く,効果の判断指標も多様化していた.AI 研究は質的研究が主流を占め,対象文献中 AIの評価を試みた研究は両分野合わせて16.5%であった.AI は量的な効果測定に適さないとする専門家たちの主張が評価研究自体の遅れを招いた原因と考えられ,量的データを用いた研究は少なく量的データ単独で評価されている研究はさらに少なかった.また,得られた統計学的差異がAI に起因するものであるとの証明には至っていない.今後は,AI 適用の有効性を評価するにあたり質的研究以外に量的研究を加え,測定可能な量的データからも成果を証明しうることがAI の進展には不可欠であり,個々に対応しうる測定方法の開発が課題と考える.}, pages = {49--59}, title = {保健医療・看護分野におけるAppreciative Inquiry(AI)研究の動向 : 海外の文献を中心に}, volume = {22}, year = {2017}, yomi = {オウサカ, ノリコ} }