@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000748, author = {平間, さゆり and 牛木, 潤子 and 小畠, 秀吾 and 秋葉, 繭三}, issue = {2}, journal = {国際医療福祉大学学会誌, Journal of the International University of Health and Welfare}, month = {Aug}, note = {近年,男子の殺人事犯は減少傾向にあるが,女子の殺人事犯には変化がない.殺人事犯には男女差があり,女子殺人の被害者には親族や配偶者が多く,情動が主な動機となっている.女子の殺人事犯の数は少ないためあまり研究されていないが,家族や近親者を対象にしていることから,本研究において,女子の殺人事犯を家族機能の側面から検討することとした.家族機能以外にも,犯罪に影響を与えるとされる発達障害(ADHD)と人格傾向(境界性パーソナリティ障害:BPD)に着目し,女子受刑者(殺人以外の他罪種を含む)を対象に家族機能・BPD・ADHD 傾向について調査した.その結果,女子殺人事犯において,ADHD 傾向を持ち,家族の情緒的絆や適応が不良であると,自己否定し見捨てられ感を抱き,他者が信じられず対人関係が困難になることが示された.よって,これらが女子の殺人事犯の背景要因の1 つになると考えられた.また,女子殺人事犯のみに,年齢の高低により家族・ADHD・BPD 傾向全てに差異がみられた.}, pages = {37--47}, title = {我が国の女子殺人受刑者に関する研究-家族機能・パーソナリティ・発達障害の傾向を他罪種と比較して-}, volume = {21}, year = {2016}, yomi = {ヒラマ, サユリ and ウシキ, ジュンコ and オバタ, シュウゴ and アキバ, マユミ} }