@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000640, author = {渡辺, 純子 and 佐久間, 伸一}, issue = {2}, journal = {国際医療福祉大学学会誌}, month = {Sep}, note = {〔目的〕本研究は,時間的展望テスト(TPT)により,うつ病患者(40歳・主婦)の時間的展望の様態を把握すること,および入院時から退院時に至る精神医学的・臨床心理学的治療,援助のあり方に関する知見を得ることを目的としてなされた.〔方法〕時間的展望テスト(TPT)およびCES-Dを実施した.〔結果・考察〕本うつ病患者は,(1)入院時および退院時ともに極めて反応数が少ないこと(健常者と比べて),(2)入院時に顕著に認められたネガティヴな過去を引きずった現在(aPr)反応は,退院時にはかなり減少したが,入院時においても,退院時においても未来展望は皆無であったこと,(3)入院時に顕著であったネガティヴな二分思考傾向は,退院時には改善がみられたことが明らかにされた.このような患者の治療,支援にあたっては,過去については,ポジティフィードバックシステムを,未来に関しては,ポジティブフィドーフォワードシステムをもてるように支援することが必要であることが示唆された.}, pages = {31--40}, title = {うつ病患者の時間的展望:中年期のうつ病患者の時間的展望テスト(TPT)所見}, volume = {19}, year = {2014}, yomi = {ワタナベ, ジュンコ and サクマ, シンイチ} }