@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000348, author = {竹内, 瑠美 and 小畠, 秀吾}, issue = {1}, journal = {国際医療福祉大学学会誌}, month = {Jan}, note = {本研究では,非行少年の問題行動の低減に対して心理的アプローチを模索するために彼らのソーシャルサポートに着目し,向社会的行動との関連を明らかにすることを目的とした.方法は,対象を関東圏内にある児童自立支援施設入所児童38 名中有効回答数29 名(入所群)と東京都内の某公立一般中学生男子42 名中有効回答数40 名(対照群)とし,ソーシャルサポート尺度と社会的行動尺度の調査を実施し分析を行った.その結果,入所群の方が対照群に比べソーシャルサポート尺度の得点が高かったが,向社会的行動尺度の得点の有意差は示されなかった.また,両群において回帰分析を行った結果,一般中学生ではソーシャルサポートを高く感じているものは向社会的行動をより多く行うという関連がみられたが,児童自立支援施設入所児童ではソーシャルサポートの高さと向社会的行動の多さにそのような比例的関連性はみられなかった.一般中学生ではソーシャルサポートが強くなると反社会的行動が低減することが知られているが,入所児童の反社会的行動の低減に向けてはソーシャルサポート強化以外の視点が必要と思われた.}, pages = {60--72}, title = {児童自立支援入所児童と一般中学生のソーシャルサポートと向社会的行動の関連性}, volume = {18}, year = {2013}, yomi = {タケウチ, ルミ and オバタ, シュウゴ} }