@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000226, author = {堀井, 真美子 and 岩下, 清子}, issue = {1}, journal = {国際医療福祉大学学会誌}, month = {Jan}, note = {生活支援サービス付きの集住の場に移り住んだ高齢者に対する支援について示唆を得ることを目的に,軽費老人ホーム居住者が直面する人間関係の困難さとその対処方法,及び居住者の人間関係再構築の支援に係る職員の認識と対応を,居住者16名と職員5名に対する半構造化インタビューと参与観察で明らかにした.居住者は,「自分なりに対処する」一方,「職員を緩衝機能として活用する」ことで居住者間の関係を維持しようとしていた.また,ホームが催す会への参加を通じ相互理解を深めていた.そこは相互に<喜びを分かち合う><認めあう>場として機能しており,そのための職員の配慮があった.しかし職員は,居住者間の関係維持のために緩衝機能を果たすことや居住者間の交流の場において良好な人間関係を醸成するための介入を職責とは認識しておらず職員間で話し合うことがないまま,各々が対応に戸惑い,時にストレスにさえなっていた.施設は,居住者間の良好な人間関係の維持や改善の手助けも生活支援と位置付け,「施設の基本ポリシー」を明確にする必要があることが示唆された.}, pages = {43--54}, title = {軽費老人ホーム居住者が直面する人間関係の困難さとその対処-人間関係再構築の支援について考える-}, volume = {17}, year = {2012}, yomi = {ホリイ, マミコ and イワシタ, キヨコ} }