@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00001171, author = {小川, 美香 and 永射, 紀子}, issue = {2}, journal = {国際医療福祉大学学会誌, Journal of the International University of Health and Welfare}, month = {Oct}, note = {目的:本学留学生は,日本語によるアカデミックなコミュニケーション力と将来医療者として現場で求められるコミュニケーション力を備える必要があり,自らのコミュニケーションを客観的に捉える力が求められる.それゆえ,日本語科目においても「他者視点」の意識化を促す実践を試みた. 方法:2020 年度の医学部 1 学期開講科目「日本語Ⅱ-C,D」(中級レベルの総合日本語)で参加型アクティブ・ラーニングを行い,成果物を「他者視点」の有無と内容面から分析した. 結果:「他者視点」の意識化のプロセスと受講生による自己評価の変遷が明らかになった.初回は「聞き手が理解するために必要な情報」が乏しく,「主語・目的語が省略されすぎている」「具体例が示されていない」表現が多いが,徐々に聞き手にとってわかりやすい情報の提示や説明,主語・目的語の明確化,具体例による補塡が増えていた. 考察:医療従事者としてのコミュニケーション力育成を見据えて「他者視点」を意識させる日本語教育実践には,有用性が認められ,今後の課題がより明確にされた.}, pages = {82--90}, title = {医療コミュニケーションを見据えた日本語教育実践―アクティブ・ラーニングによる「他者視点」の意識化―}, volume = {26}, year = {2021}, yomi = {オガワ, ミカ and ナガイ, ノリコ} }