@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00001169, author = {入江, 浩子}, issue = {2}, journal = {国際医療福祉大学学会誌, Journal of the International University of Health and Welfare}, month = {Oct}, note = {目的:救命率や生存率の向上には一次救命処置は必須であり,その手技の獲得には看護教育が重要である.しかし,実施者の中にはガイドラインの示す効果的な胸骨圧迫深度に至っていない現状がある.そこで今回効果的な胸骨圧迫を実施するために,胸骨圧迫時の体勢と身体的特徴による圧迫深度を比較した. 方法:看護大学生を対象に,床上の心肺蘇生人形に対し対象者の側面に両ひざをつき圧迫する方法 〈側面法〉,対象者の両大腿部付近を実施者の両足で挟み(跨ぐ)圧迫する方法 〈正面法〉の 2 体勢における胸骨圧迫深度の違いおよび身体的特徴との関連性を分析した. 結果:女子看護大学生の平均圧迫深度は側面法に比べ正面法が有意に深かった(p<0.05).いずれの方法においても平均圧迫深度は 5 cm に達することができなかった.また性差に関わらず身体的特徴と圧迫深度にはほとんど関連性が見られなかった. 考察:適切な圧迫深度を保つためには,身体的特徴にとらわれない安定した胸骨圧迫手技が求められる.また,身体的特徴は容易に変えられないため適切な胸骨圧迫深度に達していないことを実施者自身が自覚し , 効果的な圧迫方法を模索するための機会を持つ教育が必要である.}, pages = {68--74}, title = {看護大学生の効果的な心肺蘇生に向けて─心肺蘇生実施者の胸骨圧迫体勢,身体的特徴と胸骨圧迫深度との関連─}, volume = {26}, year = {2021}, yomi = {イリエ, ヒロコ} }