@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00001166, author = {重久, 加代子}, issue = {2}, journal = {国際医療福祉大学学会誌, Journal of the International University of Health and Welfare}, month = {Oct}, note = {目的:本研究の目的は,がん看護特有のケアリングを基盤とするケアリングの構造を明らかにすることである. 方法:ミックス法を用いて,4 つの先行研究を順次統合しがん看護に特有なケアリングを抽出した.次に,看護実践におけるケアリングの概念分析の結果と比較検討した. 結果:ケアリングとは対象者の人格を尊重し,人間的な親しみを感じられる援助関係に基づく看護実践であり,がん看護特有のケアリングを基盤とするケアリングの構造は【傾聴と双方向のコミュニケーションを図るかかわり】と【人間的な親しみを感じられるパートナーシップに基づくかかわり】を基盤に【対象者と看護師の境界がなくなるような全人的な関心を寄せたかかわり】を築きながら【健康の段階や病状に応じて対象者や家族の状態を予測し希望を支えるかかわり】,【対象者と家族が安心して療養できる人的・物的環境を整えるかかわり】,【セルフマネージメントに必要な知識や技術を提供し意思決定を支えるかかわり】,【対象者の尊厳を守る医療システムや関係づくりへのかかわり】とともに【がん看護の専門的知識と技術を駆使して全人的苦痛を緩和するかかわり】であった. 結論:これらは隙間なく密接し一体化しており,がん看護におけるケアリングの実践およびその評価指標になるとことが示唆された.}, pages = {24--36}, title = {がん看護特有のケアリングを基盤とするケアリングの構造}, volume = {26}, year = {2021}, yomi = {シゲヒサ, カヨコ} }