@article{oai:iuhw.repo.nii.ac.jp:00000010, issue = {1}, journal = {国際医療福祉大学紀要, Bulletin of International University of Health and Welfare}, month = {Aug}, note = {右耳痛で発症し,右の多発脳神経麻痺と咳を呈した43歳男性を報告する。頭部MRIにて右乳突蜂巣炎に接する硬膜肥厚と頸静脈孔付近に腫瘤性病巣があり,PR3-ANCAは陰性だったが,MPO-ANCAが上昇していた。胸部多発結節影の生検にて,地図状壊死と組織球の柵状配列,多核巨細胞を伴う肉芽腫性炎を認め,Wegener肉芽腫と診断。プレドニゾロンとシクロフォスファミドを併用し,シクロフォスファミドを増量し効果を得た。耳鼻科領域の炎症を伴う,硬膜肥厚,多発脳神経麻痺を見た場合,WGなどのANCA関連疾患を疑い検索すべきである。多発脳神経麻痺を呈するWGでは,MPO-ANCAが陽性となることがある。}, pages = {47--53}, title = {多発脳神経麻痺で発症したMPO-ANCA陽性Wegener肉芽腫症の1例}, volume = {16}, year = {2011} }