主要臨床医学雑誌の原著論文掲載数と研究内容の国際比較

西村 多寿子; 進 正彦; 埴岡 健一; 池田 俊也

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国際医療福祉大学学会誌

第22巻第1号

Permalink : http://id.nii.ac.jp/1065/00000777/

主要臨床医学雑誌の原著論文掲載数と研究内容の国際比較利用統計を見る

タイトル(英)	A cross-national comparison of the number and study characteristics of original articles published in major journals of clinical medicine
アイテムタイプ	学術雑誌論文 / Journal Article
言語	日本語
キーワード	原著論文数, 主要臨床医学雑誌, 筆頭著者, 国際比較
キーワード(英)	the number of original articles, major clinical journals, first author, cross-national comparison
著者	西村多寿子 / ニシムラタズコ進正彦 / シンマサヒコ埴岡健一 / ハニオカケンイチ池田俊也 / イケダシュンヤ
著者別名	Nishimura Tazuko Shin Masahiko Hanioka Kenichi IKEDA SHUNYA
内容記述	目的：臨床医学分野における日本の国際競争力強化にあたり，現状把握に役立つ新たなデータを提供する．方法：2000～2014 年にNEJM，Lancet，JAMA に掲載された原著論文から，筆頭著者名，所属機関の国名等の情報を抽出し，論文数，インパクトファクターを乗じた値，人口比論文数を算出した．次に，日本，韓国，中国，人口比論文数の多い2 ヵ国の論文抄録を用いて，研究デザイン，研究領域，筆頭著者名，被引用数等を比較検討した．結果：総論文数は8,521 本で，15 年間の年次推移では米国発論文の割合が常に高かった（範囲：42 ～ 55％）．日本は58 本で，1％前後の割合で推移し，有意な増加や減少はなかった．韓国は22 本，中国は107 本であった．日本を除く国では，同一筆頭著者の論文が4 本以上掲載された例があり，患者登録を構築した長期プロジェクトからの論文が多かった．結論：主要臨床医学雑誌に掲載される日本の論文数は，15 年にわたり低迷していた．日本の国際競争力を高めるには，日本の研究者が筆頭著者になる論文をいかに増やすかの議論が必要である．
雑誌名	国際医療福祉大学学会誌
雑誌名(英)	Journal of the International University of Health and Welfare
巻	22
号	1
ページ	37 - 48
発行年	2017-02-28
出版者	国際医療福祉大学学会
ISSN	21863652
書誌レコードID（NCID）	AA12537130
著者版フラグ	publisher
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